校正過程が充実した業者を知る

自費出版に対応しているある業者は、ミスでかなりの修正を完成した本に施さなければならなくなった経験を元に校正のシステムをきちんと整えるようになったそうです。著者や担当編集者たちが入念にチェックをおこなうだけでなく、校正をするための本を製本するなどで対応策を増やしたとのことでした。そうすれば、中身の誤字脱字を新鮮な心持ちでチェックできるだけでなく、実際の印字状態から、活字がどのようであるか、イメージ通りの印刷に各部分が従った出来になっているかなど、校正の段階でより危険要素をチェックし排除できる可能性を増やすことができるようになったということです。

本一冊には、役10万字もの文字が収録されることになるので、前述のようなミス探し、トラブル対策ができる校正という行為は自費出版の過程上でかなり大切な事項となります。この過程を重要視してくれる企業というのを、自費出版委託先選びのひとつの指針とするのもありかと思われます。

出版社など印刷の業界では、専属校正者が常駐しているということはあまりない場合もあるそうです。昔からの慣例で、そもそも作者が校正を責任を持っておこなってきたという時代背景があり、人員削減というような理由から、社内に専属としては配置しない傾向と分析されているようです。自費出版で自分史を書きたいという思いで一つの本を書き上げるという快挙を成し遂げた作者が、校正について相当の目利きを持っている人間であるということが同時に成立する可能性はかなり低いです。

よって、いわばそういった作者の不安を補えるような専属の校正者を企業が提供できるのであれば、作者も安心でき、非常に望ましいのではないでしょうか。

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